最近の税理士で多いパターンは親が税理士事務所を経営していて、将来引きつぐため大学に通いながら税理士試験を受験する。大学院に行き税法2科目免除を受けて他の事務所で修業を積み数年後に親の事務所へという流れが多い気がする。
正直めちゃくちに羨ましい(笑)
親の事務所で働くというのもそれはそれで大変なことも多いと思うが、開業時の営業の苦労なしでお客様がしっかりついた状態のスタートを切れるメリットの方が圧倒的に強いと思う。
というより0スタートよりそっちがしんどいなら基本継がなければいいのだから当然メリットが大きいはず。
私も大手の税理士法人で修業中であるが、入社以来、0ベースで独立を目指している人にほとんど会ったことがない。
税理士は多くが独立しているのですごく意外だと思うし、同じ目標を持つ人が少ないことは寂しい気もする。
おそらくは大手の税理士事務所は給与水準も高く、あえてリスクを冒してチャレンジするメリットを感じない人が多いのではないか?と思う。後は税理士を本気で目指してはいないがスキルアップできそうという理由もよく聞く。
これが個人事務所であれば残業代も出ず、休みも少なく独立意外ありえないと考えている人が確立的に増えるような気がする。(もちろんいい事務所もある)
私は一般の事業会社→小規模税理士事務所(受験中)→一般の事業会社(受験中)→大手税理士法人と転職してきたけど、最初に税理士を志したときから独立意外ありえないということで気持ちが一貫している。
大手だと賞与が多かったり、休みもそれなりにあり、独立する必要がないのでは?と思わされる部分もあるがやはりそういう問題ではないかなあ。
平日の昼間にガラガラなコストコに行けること、ジムに通えること、隙間時間で釣りに行けるなど自分の時間をコントロールできることの方が魅力的だと思う。
大変なのによく独立しようと思うね。と言われると税理士で独立の選択肢がない方が不思議だよなあと思う。